相続対策でよくある勘違いがこちらです
1.配偶者控除があるから自分の時は問題ないと考えている。
2.平等に分けたいから兄弟間で共同所有にする。
3.いまの相続税を試算すること。
1.配偶者控除が節税対策ではないこと。
配偶者に全財産を相続させれば、1億6千万円までの財産(または法定相続分)でしたら非課税になります。
しかしこの分け方は、いざ子どもが引き継ぐときに、税金を一番高く支払うことになる事をご存じでしょうか?
2.平等に分けたいから兄弟間で共同所有にすること。
不動産を半分ずつに分けられないので、1つの不動産を2人の名義に平等に分けよう。そのように検討される方もいると思いますが、こちらも後々問題が大きくなってまいります。
例えば、仮に兄弟で、次男の相続が発生した場合、相続人は次男の配偶者・またはは子どもです。
3.今の相続税しか把握していないこと。
みなさんは、相続税を試算したことがありますか?おそらく、半数くらいの方は相続税が大体どのくらいが確認したことがあると思います。
では、その相続を計算したのはいつ頃でしょうか?
2~3年前?5年くらい前?
という方が多いのではないでしょうか。
「いや、私は毎年相続税の計算は税理士の先生に頼んでますよ。」
という方も中にはいらっしゃると思います。
過去に計算してもらったり、毎年相続税の把握して情報を更新していたとしても、残念ながらあまり効果はありません。
なぜならば、相続は元気なうちに発生することが少ないからです。
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